「カロリーは減らせば減らすほど痩せる」と思っていませんか?
実は、無理なカロリー制限は逆効果になることも。
この記事では、私も実践した「TDEE」を使った安全で確実に痩せられるカロリーの出し方を、初心者向けにわかりやすく解説します。
目次
TDEEって何?まずは基本をおさえよう(H2)
TDEEとは「1日に必要な総消費カロリー」のこと。
これを知らずにカロリー制限をしても、かえって太りやすくなることもあります。
基本の3つの用語を知っておこう
- BMR(基礎代謝量):生きてるだけで消費するカロリー
- 活動量:日常生活や運動で使うエネルギー
- TDEE(総消費カロリー):BMR+活動量の合計
H4:TDEEは「自分専用の1日必要カロリー」
あなたの年齢・性別・運動量で変わる“オーダーメイドの目安”です。
TDEEの簡単な計算方法
ざっくりとでもOK!計算式を使えば自分のTDEEを知ることができます。
① BMRを出す
以下の式がよく使われます(ハリス・ベネディクト式):
H4:女性の場合(例:28歳・身長160cm・体重60kg)
BMR = 655 + (9.6 × 体重kg) + (1.8 × 身長cm) − (4.7 × 年齢)
= 655 + (9.6×60) + (1.8×160) − (4.7×28)
= 約1370kcal
② BMRに活動係数をかけてTDEEを出す(H3)
活動レベル | 係数 | 説明 |
---|---|---|
ほぼ運動なし | 1.2 | デスクワーク中心 |
軽い運動(週1〜3) | 1.375 | 軽い宅トレなど |
中程度(週3〜5) | 1.55 | 定期的な運動 |
激しい運動 | 1.725 | 毎日の筋トレ |
例:軽い運動の人なら
TDEE = BMR × 活動係数
= 1370 × 1.375 ≒ 1880kcal
痩せるためにはTDEEからどれくらい引く?(H2)
急なカロリーカットはNG。体に負担なく痩せるには、TDEEの80〜90%を目安に。
安全なカロリー設定の目安
- ゆるやかに痩せたい → TDEEの90%(−10%)
- 確実に落としたい → TDEEの80〜85%(−15〜20%)
例:TDEEが1880kcalの人なら
- −10% → 約1690kcal
- −15% → 約1600kcal
- −20% → 約1500kcal
1500kcal未満は自己流でやらない
女性の最低ラインは1200〜1300kcalと言われています。
それ以下は筋肉が落ちたり、代謝が下がったりとリスクが大きくなります。
まとめ:数字に振り回されず、「体感」も大切に
TDEEはとても有効な目安ですが、数字だけに頼りすぎず、自分の体感も大切にしましょう。
カロリー設定の3ステップ
- BMRを計算する
- 活動係数をかけてTDEEを出す
- TDEEから10〜20%引いたカロリーで設定する
体の変化を見ながら調整しよう
- 2週間試しても変化がなければ少し見直す
- 疲れやすい、眠れないときはカロリー不足のサインかも
最後にひとこと
「数字で見る」と不安になる人も多いですが、
**知識はあなたを守るための“武器”**になります。
無理な食事制限より、「ちょうどいいバランス」を探そう
継続できるダイエットは、“苦しくない”ことが最大のポイント。
TDEEを使った方法は、安心して続けられる方法のひとつです。
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